実業団・トヨタ陸上部に所属する「鈴木芽吹」選手。
2025年のニューイヤー駅伝では2区を好走し、チーム3位に貢献。
日本陸上選手権大会10000mでは優勝を果たしました。
今回は、そんな鈴木芽吹選手の中学高校や、陸上を始めたきっかけなどをご紹介します。
鈴木芽吹 プロフィール

引用元:トヨタ陸上長距離部
鈴木芽吹(すずき めぶき)
出身 | 静岡県熱海市 | ||
生年月日 | 2001年6月3日 | ||
身長 | 175cm | ||
体重 | 58㎏ | ||
学歴 | 駒澤大学 (経営部 卒業) | ||
所属 | トヨタ自動車(陸上長距離部) |
陸上を始めたきっかけ
鈴木芽吹選手が陸上を始めたきっかけは”箱根駅伝の観戦“でした。
小学4年生の頃から陸上を始めたが、それまでは水泳や野球をやっていたそうです。
その後、地元の「泉ランニングクラブ」に所属し、
中学入学前に出場した「湯河原オレンジマラソン」では、5キロ男子小学4~6の部で優勝しています。
この頃からランナーとしての素質があったんですね!
鈴木芽吹 中学は泉小中学校

引用元:X
鈴木芽吹選手は静岡県熱海市立「泉小中学校」出身。
中学時代の陸上成績
2014年10月 | ジュニアオリンピック | 1500m4組 | 8位 | |
2015年10月 | ジュニアオリンピック | 1500m2組 | 5位 | |
2016年10月 | ジュニアオリンピック | 3000m | 10位 | |
2017年1月 | 全国都道府県対抗男子駅伝 | 2区 | 区間8位 |
熱海市立小中学校は生徒数が少なく陸上部がなかったため、部活はテニス部に入部。
中学からは「伊東ジュニア陸上クラブ」に所属し、学校の部活と陸上クラブの両立だった鈴木芽吹選手。
ジュニアオリンピックに3年連続出場し、3年時には決勝3000mで10位入賞。
また、全国都道府県対抗男子駅伝では2区(区間8位)で、4人抜きの好走を見せてくれました。
鈴木芽吹 高校は佐久長聖高等学校

引用元:X
鈴木芽吹選手は親元を離れ、長野県にある「佐久長聖高等学校」へ進学。
佐久長聖高等学校は陸上強豪校として有名な学校で、全国高校駅伝にも多く出場しています。
高校時代の陸上成績
高校時代の陸上成績はこちら↓
2017年5月 | 長野県高校総体陸上 | 1500m | 6位 | |
2017年11月 | 北信越高校駅伝 | 6区 | 区間1位 | |
2017年12月 | 全国高校駅伝 | 6区 | 区間1位 | |
2018年7月 | 全国高校総体陸上 | 5000m | 11位 | |
2018年12月 | 全国高校駅伝 | 5区 | 区間4位 | |
2019年11月 | 長野県高校駅伝 | 1区 | 区間1位 | |
2019年11月 | 北信越高校駅伝 | 4区 | 区間1位 | |
2019年12月 | 全国高校駅伝 | 1区 | 区間7位 |
1年時から活躍してきた鈴木芽吹選手。
佐久長聖高等学校陸上部のキャプテンも務め、チームを引っ張ってきました。
全国高校駅伝には3年連続出場し、1年時には6区(区間1位)を走りチーム優勝を経験。

引用元:X
2年時にはインターハイにも出場し、5000m11位の成績を残しています。
高校3年時の4月に、当時の駒澤大学・大八木監督から声を掛けられ、
「ここなら自分の実力を発揮し、成長し続けることができる」と思った鈴木芽吹選手。
卒業後は、駒澤大学へ進学します。
鈴木芽吹 三大駅伝の成績

引用元:月陸Online
そんな鈴木芽吹選手の三大駅伝での活躍はこちら↓
出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 | |
1年時 | 開催中止 | 3区 区間5位 | 5区 区間4位 |
2年時 | – | – | 8区 区間18位 |
3年時 | 6区 区間賞 | – | 4区 区間3位 |
4年時 | 6区 区間賞 | 7区 区間3位 | 2区 区間2位 |
1年時から三大駅伝デビューを果たしている鈴木芽吹選手。
3年時の箱根駅伝では4区(区間3位)を走り、青学・太田蒼選手とデッドヒート。
見事1秒差で勝ち抜き5区へタスキを渡す姿は、視聴者に感動を与えました。
また、最後の箱根駅伝では2区(区間2位)を好走し、チーム総合2位に貢献。
大学4年間の陸上生活に幕を閉じました。
鈴木芽吹 自己ベスト

引用元:Yahooニュース
5000m | 13:13.80 | 2024年(アスレチックチャレンジカップ) | |
10000m | 27:20.33 | 2024年(八王子ロングディスタンス) | |
ハーフマラソン | 1:03:07 | 2021年(学生ハーフ) |
鈴木芽吹選手は、2024年に行われた八王子ロングディスタンスで10000mの自己ベストを更新。
ニューイヤー駅伝(2025)では2区区間3位の好走で、チーム3位に貢献。
また、日本陸上選手権(2025)では、10000mで初優勝を飾りました。
まとめ

引用元:日テレニュース
今回は、トヨタ・鈴木芽吹選手の中学高校や陸上を始めたきっかけなどをご紹介しました。
小中学校ではクラブチームで力をつけ、高校大学ではトップクラスで活躍してきた鈴木芽吹選手。
箱根駅伝では挫折と栄光を経験しながらも、実業団では故障もなく大きく成長を見せています。
今後は日本代表を目指して頑張って欲しいですね!!